掲載されている情報が100パーセント正確でないとはいえ、ちょっと何かを調べる時などにWikipedia（ウィキペディア）を開く人は少なくないだろう。
広告を掲載せず利用者の寄付で運営されている同サイトは、ページを開くと寄付を催促するバナーが飛び出して来ることがある。そして、寄付をせずにウィキペディアを利用するネット民の中で、そんな自分に負い目を感じる人が続出しているというのだ。
・ウィキペディアの寄付の催促
実のところ筆者もウィキペディアを使うことが少なくなく、あの “寄付を催促するバナー” は少し気になっていた。ただ、一度も寄付をせずにサイトを利用し続けている薄情者なので、寄付するとどうなるかは分からない。実はアツすぎるくらいの感謝メールが届くらしいが……
なお、ちまたでは「ウィキペディアに一度寄付をすると、数年後にしつこく催促メールが届くようになる」という噂もある。なので、「寄付をしなかったら悪いかな……」と思い再び献金した気のイイ人は、短いインターバルで催促が送られてきて……と負のループにハマってしまう可能性もありそうだ。
・寄付しない自分に罪悪感を感じるネット民が続出!?
そしてネット民の中で、寄付をせずウィキペディアを利用し続けることに負い目を感じる人が続出しているようで、そんなツイートのまとめページ（モーメント）まで登場している他、海外のサイトでも取り上げられている。
ではネット民からどんな声が挙がっているか、いくつか紹介しよう。
「1ドル（約113円）でさえ寄付できない自分に罪悪感を感じて、夜も眠れない……」
「ハンバーガーを買うとなったら、すぐにお金を出すのにな」
「こんなにウィキペディアに頼っているのに、俺には感謝の気持ちが足りないのか？」
「寄付をしないことに罪悪感を感じるから、ウィキペディアを使わなくなった」
と、ワンコインを出せない自分をケチだと感じてしまう人が少なくないようだ。
ちなみに筆者は、ウィキペディアに寄付しないことに罪悪感を感じない自分に、罪悪感を感じている次第である。
参照元：Twitter、LAUGH TARD
執筆：Nekolas
Photo：RocketNews24.